ひまわりBちゃんのよもやま話

小さい島で生まれて、今は九州本土(長崎)で暮らしています。寅年。母で、妻で、嫁で、姑🔰。現役助産師『ひまわりBちゃん』の日々の出来事を綴ります。共感していただけたら幸いです。

ご近所トラブル ミセスノイズィ

おはようございます。 ひまわりBちゃんです。 

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今回は、2020年公開の「ミセスノイズィ」(天野千尋監督)のお話です。

U-NEXTで観ました。

15年前に実際に起きた「奈良騒音障害事件」を参考にして作られた映画のようです。

その頃、ワイドショーで毎日その件について報道されていましたので、

私もよく記憶しています。

「引っ越し♪ 引っ越し♪ さっさとお引っ越し♪ シバクぞ!」

というテンポの良いフレーズが耳に残っている方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

その後、「奈良騒音障害事件」の報道にはかなりのメディア操作があったという文章をいくつも目にしました。

 

この映画の主人公は女流小説家で、一作目に賞を取ったものの、スランプ状態。

ご主人は音楽関係の仕事をしている方で、優しくて家族思いで冷静な人。

そして可愛い幼稚園児の娘さん。主人公一家はこの3人暮らし。

彼女は、小説家としても主婦としても母親としてもうまくいかず、ストレスを抱えていました。

新しい団地に引っ越して、なんとか良い小説を書こうと時間を忘れて執筆をしていたところ、

隣のおばさんが、明け方から布団を叩き始めます。

それに対して軽く苦情を言ったことから、トラブルが始まります。

そして二人の関係は日々加熱していきます。

ある日主人公は、従兄弟の助言もあり、隣のおばさんへの報復を兼ねて、

この「騒音おばさん」のことを題材に小説を書き始めるのですが、

トラブル時の映像を従兄弟がネットで拡散したことで「騒音おばさん」の小説も話題になります。

こうやって、最初は小さい問題だったのに、どんどんんどんどん取り返しのつかないくらいエスカレートし、世間も巻き込んで大変なことになっていくのです。

彼女の視点から見ると、彼女は確かに被害者で、彼女の言っていることは間違いとはいえません。

しかし、角度を変えておばさんの家庭をのぞいてみると、お布団を叩くには切ない理由があったのでした......。

「騒音おばさん」が世間で話題になればなるほど、思いも寄らない方向に物語が流れていきます。

観ている私としては、笑ったり、ハラハラしたり、心が痛んだり、モヤモヤしたり、目まぐるしく感情が揺れ動いた映画でした。

最後は号泣。

メディアや世間、出版社の方々の手のひら返しにも「実際そんなもんだよなぁ〜」と思いながらも心が波立ち重苦しくなりました。

いろいろと考えさせられる良い映画ですので、よろしければご覧くださいね。

 

トラブルがあった場合、どちらかが一方的に悪いということはありませんし、

誰にも良いところ、悪いところがあり、一言で片付けられるものではないですね。

それから、

角度を変えてみると、同じ場面を見たり、

同じ言葉を聞いていても、ガラリと印象が変わるものだなぁと実感。

 

それにしてもご近所トラブルって、ほんと大変ですね。

平和で無事が一番ですね。しみじみ。

これから午睡をして、夜勤に行ってまいります。

お読みいただきありがとうございました。

明日もいい日になぁ〜れ😊。

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