ひまわりBちゃんのよもやま話

小さい島で生まれて、今は九州本土(長崎)で暮らしています。寅年。母で、妻で、嫁で、姑🔰。現役助産師『ひまわりBちゃん』の日々の出来事を綴ります。共感していただけたら幸いです。

オーディブルを聴きながらの作業は捗る!

おはようございます。

ひまわりBちゃんです。

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昨日、実家の片付けをしました。

とりあえず明日、運び出す分は整理できました!

一人では心細いので、相棒を連れて行きました🚗。

そして、作業のお供は、聞く読書オーディブル。

宮部みゆき 杉村三郎シリーズ①の「誰か」

 

この本について、少々書きます。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

主人公は、心優しい普通のサラリーマン杉村三郎。

大企業、今多コンツェルン会長の一人娘(婚外子)と結婚し、

義父の結婚の条件を呑み、それまで勤めていた出版社を辞め、

今多コンツェルン会長直属の広報部で働いている。

 

ある夏、会長の運転手の梶田が

自転車に轢き逃げされて死亡する。

捜査がなかなか進展しない中、

梶田の娘たちは、

「梶田の自叙伝を出版したい。」と今多会長に相談する。

そして、今多会長の依頼を受けて娘婿の杉村が

本の出版に向けて動き出す。

 

杉村は、恋愛結婚した愛する妻と

娘との三人暮らし。

いわゆる逆玉の輿である。

高価な調度品に囲まれて、

何不自由のない暮らしをしている。

時に、贅沢に違和感を覚えることがあるが、

口にすることはできない。

会長の娘婿であるため、一般社員との距離ができ、

孤独を感じることもある。

 

この物語はミステリーだが、

轢き逃げ犯人の中学生にではなく、

梶田の闇深い過去の物語や、

梶田の娘たちの複雑な関係に重点が置かれている。

 

杉村が梶田の過去を辿る中で関わっていく、

さまざまな登場人物の

人生や考え方が、

丁寧に描かれていて、

杉村がどう考え、

どのように対応していくのかが興味深い。

 

私が個人的に気に入ったのは

杉村の実母のちょっと毒のある言葉。

「男と女はくっついていると、

そのうち品性まで似てくるもんなんだよ!

だから、

付き合う相手は、よく選ばなくちゃいけないんだ!」

「人間てのは誰だってね。

相手が1番言われたくないと思っていることを

言う口を持っているんだ!

どんな馬鹿でも

そんな狙いだけは

そりゃもう、正確なもんなんだから!」

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

面白い本のおかげで、作業が進みます!

杉村三郎シリーズ②「名もなき毒」も楽しみです!

(こちらはオーディブルで6月23日から聴き放題です)

 

次回の実家行きは明日、夜勤明け。

10:30〜運び出し開始です。

せめて大雨でありませんように!

お読みいただきありがとうございました。

明日もいい日になぁ〜れ😊。

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